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精神障害者はもっと頑張れよと思う支援者の方へ

このページのポイント頑張るという言葉には個人差があるということに気がつきました。

この病気と付き合って20年以上たちますが私は普通の人が言う「無理をする」のが頑張ることだと勘違いしていました。

無理に無理を重ねてその結果、病気になったのです。

頑張るのは美徳という刷り込みがありましたので自分でブレーキをかけられずに必要以上に無理をしてしまったのです。

自己管理の甘さもあります。頑張れてると充実感もありますので、それに酔っていたふしもあります。

頑張るのは良しとされますが頑張りすぎて体を壊すのはよくないのです。(今考えると当たり前ですね。)

病気になると、張っていたギターの弦が切れてしまうような感じで弦は元通りにはなりません。

いろいろな症状がでますし以前のようには頑張れません。

だからいったん長期のお休みをもらって薬をのんで落ちかせ、それと並行してリハビリテーションをします。

たぶん地域の医療関係者、福祉関係者が出会うのはここのときです。もうちょっと頑張ってほしいなと思うかもしれません。

私の場合リハビリテーションしてまた元のパフォーマンスを発揮したいのですが20年以上たってもなお元通りではありません。

何が言いたいのかというと私は頑張りたいのだけど頑張れないのです。

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大阪のすえっち

Author:大阪のすえっち
すえっちです。精神障害者です。

自立生活センターで働いています。

当事者から支援者に知っていただきたいことを発信します。

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