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薬を飲みたくない精神障害者に支援者はなにができるか

このページのポイント地域で生きている精神障害者の服薬は自己責任でやるべきだと私は思います。
 支援者の皆さんは精神障害者を支援していてその人に薬を飲んでもらいたいなと思ったことはありませんか?

精神障害者が薬を飲みたくない心理は前回述べました。しかし飲まないと調子を崩してしまうのは明らかです。

でも、私はそれもそのひとの経験のひとつになると考えています。

薬を止めたり減らしたりして調子を崩した経験のある人は、次からは慎重になります。

地域で暮らしている精神障害者は病院で管理されているのとは根本的に違います。

糖尿病や高血圧のある人で薬を飲まない人をご存知かもしれません。持病を管理しないのは自分の責任です。それと同じです。 
 
 では、支援者はどうすればいいか。

「薬を飲みたくないのは理解できますが、飲まないとつらくなるのは自分ですよ。」という声かけでいいと思います。

あとは本人の責任なのです。

 薬を飲む気はあるが忘れてしまう人には訪問看護さんにはいってもらい、服薬管理をおねがいするという手もあります。



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大阪のすえっち

Author:大阪のすえっち
すえっちです。精神障害者です。

自立生活センターで働いています。

当事者から支援者に知っていただきたいことを発信します。

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