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お互いのために「枠」が必要(その3)

このページのポイント当事者側からの「枠」の必要性


 なぜ精神障害者は夜に長電話するのか?

 私は精神障害者なので夜電話をかけたくなるのは理解できる。

夜になるといろいろ考えて吐き出したい、聴いてもらいたい。そういう気持ちがある。

症状が出て余裕がないので相手のことを考えてることもできない。

 学生の時調子を崩して、自分が昼間寝て、夜起きるという生活していたせいか

支援者を含む健常者が昼間一生懸命仕事してつかれて夜休む、ということも知らなかった。

逆に言えばそういうことを知らないだけという可能性がある。

精神障害者の話をちゃんと聴くのはしんどいし夜は疲れている、と支援者が優しく伝えてもらえれば精神障害者は理解できる可能性はある。

私は職場の一番信頼している上司に昼には話を聴いてもらったが、夜には絶対電話をかけなかった。

それゆえに支援をたくさん受けられたし、快復にもつながっていると思う。

 結局は当事者もルールを守っていいことがあるのだと私は思っている。

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プロフィール

大阪のすえっち

Author:大阪のすえっち
すえっちです。精神障害者です。

自立生活センターで働いています。

当事者から支援者に知っていただきたいことを発信します。

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