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私の頭の中を作業台に例えてみると

このページのポイント私の頭の中は散らかった作業台のようだった。

 調子が悪いときのわたしの頭の中はいろいろ考えたりパニックになったり緊張したり不安があったりした。

まるでひどく散らかった作業台のようだった。

作業台が散らかっていたら簡単な作業もしにくい。

具体的には、話す内容も脈絡もなかったり、急須に茶葉をいれお湯を注ぎお茶をいれるのも難しかった。電話対応で先方をつなぐために名前を少しの間覚えておくのすらできなかった。

 たとえば健常者でも初めての料理をつくっているときはつぎに何をやるか考えていて余裕がないと思う。

また、やらなければならないことがたくさんあるときは健常者でも気が立つこともあるだろう。

 ひとことでいうと「いっぱいいっぱい」の状態である。

わたしはしばらくの間(10年単位で)常に作業台はちらかっていた。

薬を飲み、眠るたびに少しずつ少しずつ作業台の上は片付いていった。

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大阪のすえっち

Author:大阪のすえっち
すえっちです。精神障害者です。

自立生活センターで働いています。

当事者から支援者に知っていただきたいことを発信します。

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