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信頼関係を築くために④

このページのポイント無理に外出を勧めない。


 私が急性期で家にいる時は外出したくともできませんでした。

外には刺激がいっぱい。

 家が立ち並ぶ道で、そこに住んでいる人が主に使う生活道路にはいると、何とも言えない圧迫感があり吐き気がしたりしました。

また自転車に乗ると景色が変わり、それが目から情報として飛び込んでくるときがありました。

そういう時は吐き気がしたり眼球上転発作がおこったり膝が痛くなったりしました。

 善意で、家に引きこもっていたらしんどいだろうと外出や散歩を親に勧められたりしましたが、それは不要でした。

私の場合、家から出たいという気持ちはあったので時期が来れば出ていけるようになりました。

出ていけるようになるまで2年位かかりました。その後も刺激を感じながら外出をしました。

 外に出かけるだけで普通の人よりすごく疲れるときもあるのです。

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大阪のすえっち

Author:大阪のすえっち
すえっちです。精神障害者です。

自立生活センターで働いています。

当事者から支援者に知っていただきたいことを発信します。

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